スケールアップして帰ってきた、あぶない刑事

あぶない刑事リターンズは1996年に劇場公開された邦画であり、あぶない刑事シリーズの映画としては4作目となる作品です。前作の映画、もっともあぶない刑事からは、7年ものインターバルがあります。時代の移り変わりが激しい現代において、7年というのは致命傷になりかねないインターバルですが、それでも見事に復活したのですから、あぶない刑事人気の底力を感じます。ただ、7年ものインターバルは非常に残念な事態も招いてしまっています。それは、あぶない刑事シリーズには不可欠な存在である、近藤課長の不在です。近藤課長を演じていた中条静夫さんが1994年に亡くなられたため、あぶない刑事リターンズには近藤課長がいないのです。近藤課長がいればこそ、主人公の2人、タカとユージが活きるという感があったので、近藤課長の不在は、あぶない刑事にとって大きな痛手です。ただ、バトンを引き継いだ小林念侍さんが独特な風味をもたらしたので、その点は十分にカバーできてると言えます。あぶない刑事リターンズの見どころは、スケールの大きさだと言えるでしょう。タカとユージの敵となる存在が以前よりもスケールアップしていますし、アクションシーンも大幅にスケールアップしています。それは脚本もさることながら、映像技術の進歩も大いに影響していると言えます。あぶない刑事リターンズでは、VFXがふんだんに使われています。これは従来のあぶない刑事にはなかった試みであり、と同時に、あぶない刑事を更なる高みへと運んでいます。

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